クサガメ飼育歴15年のYamaです!
カメさんを飼育していて、大きくならないと心配になると思います。
大きくならない原因もいくつかあり知って置くことで対策を取ることができます。
この記事ではクサガメが大きくならない時の原因と対策・成長スピードについて解説していきます。
【この記事はクサガメに限らずミドリガメやイシガメ、ゼニガメなどの半水棲カメにも共通するものなので参考にしてみてください◎】
もくじ
クサガメの成長スピード・速度
だいたいクサガメは甲長が10cmくらいになるまでは成長が早いので、すぐに大きくなります。3歳くらいまではぐんぐん大きくなります◎
甲長10cmを越えると成長が緩やかになってきます。
クサガメが大きくならない時の主な原因
クサガメが大きくならないで挙げられる主な原因は以下の7つが考えられます。
大きく分けて飼育環境的な問題とカメさん側の問題の2つに分かれます。
<飼育環境的な問題>
・餌が足りていない
・紫外線の不足
・水槽が狭い
<カメさん側の問題>
・病気などで成長が止まっている
・成長期が過ぎた
・すでに最大サイズまで育っている
・カメさん個体の問題
大きくならない時の対策
ではそれぞれの対策を解説していきます。
飼育環境的要因の場合は環境を少し改善をするだけで結構成長が変わる場合があります。
餌が足りていない:餌を増やす
カメさんの栄養が足りていないと成長が遅くなってしまいます。
毎日決まった時間に適量あげることが大切です。
カメさんの脚がやせ細っていたりしたら、餌が足りていないとも考えられるので餌の量を増やしてあげましょう。
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エビがメインで作られているため餌食いがいいです◎
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紫外線の不足:紫外線ランプの設置や日光浴をさせる
カメさんが紫外線を十分に浴びれず不足していると、成長に支障が出てきます。
紫外線を浴びることによりビタミンDを合成し、カルシウムの吸収を促すため、カメさんにとって骨や甲羅の成長に欠かせないものです。
そのため、紫外線が不足していると甲羅の変形などの原因にもなり兼ねます。
屋内で飼育している場合は、紫外線ランプを設置してあげてましょう。
さらに定期的に日光浴をさせてあげることでより効果が上がります◎
*紫外線ランプは使用時間が決まっているため、定期的に交換が必要です。一定の使用時間を過ぎると必要な寮の紫外線が出なくなってしまいます。
水槽が狭い:水槽のサイズアップする
水槽が狭いと成長の妨げになる場合があります。
狭い環境だと運動不足などのストレスが起こり、餌を食べなくなったり暴れたりと色々と問題が起きやすくなります。
水槽を広くすることで、運動量を確保しストレスを和らげ、餌食いもよくなります◎
また定期的なお散歩をさせて運動不足によるストレスを解消させてあげるのも効果的です。
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病気などで成長が止まっている:動物病院などに相談する
飼育環境的要因以外にも、カメさん側で問題が起きている場合があります。
病気をしてる場合は、体力を消耗しているため成長が止まり大きくならない時があります。
飼育環境もしっかり整えていても餌を食べない・動きに落ち着きがない・ぐったりしている場合は、病気の可能性があるため動物病院などに診せにいきましょう。
成長期が過ぎた・すでに最大サイズ・個体差:問題なし
成長期を過ぎると、成長速度が緩やかになります。(人間と同じですね)
クサガメの最大サイズの平均はオスで甲長15〜20cm・メスで甲長25〜30cmあたりなので、このあたりで成長が止まるのでこれ以上大きくなることはほとんどありません。
また、個体差もあるのでたまたまそこまで大きくならないパターンもあります。
人間も背が高い人低い人がいたりするのと同じでカメさんにも差があります。
クサガメが大きくならない時の原因まとめ
<飼育環境的な問題>
・餌が足りていない
餌の量を増やすことで改善
・紫外線の不足
紫外線ランプの設置や日光浴をさせてあげる
・水槽が狭い
水槽を大きいものにチェンジ
どうしても難しい場合は定期的なお散歩をさせてあげる
<カメさん側の問題>
・病気などで成長が止まっている
動物病院へ診せにいく
・成長期が過ぎた
・すでに最大サイズまで育っている
・カメさん個体の問題
この3つは特に問題ないので大丈夫◎
思ったより大きくならなくても、飼育環境を整えカメさんがしっかり餌を食べて活発に動いている様子があれば、あまり心配する必要はないです◎
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!