クサガメ飼育歴13年、ヤマのブログ。クサガメの飼育方法や経験談を綴りシェアしていきます◎半水棲カメの飼育の参考にどうぞ!

クサガメ飼育時の水槽・ケースの選び方|サイズや深さ・メリットデメリット含め最適なものを解説

2019/11/13
 
クサガメ飼育 水槽選びのポイント
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クサガメ飼育歴13年のYamaです。
 
クサガメを飼育する上で水槽・ケース選びは非常に大切です。
 
自身が飼育する環境やカメの大きさによっても適したものは変わります。
 
こちらの記事ではクサガメを飼育するための水槽・ケースの適した大きさや深さなど具体的にどのようなものが良いかを解説していきます。

【この記事はクサガメに限らずミドリガメやイシガメ、ゼニガメなどの水棲カメにも共通するものなので参考にしてみてください】

実際いざ飼育するとなると、水槽選びに悩む人って意外と多いと思います。

水槽の大きさ・深さ・広さはどれくらいが最適なの?

一応参考にクサガメの大きさについての解説でもさらっと書きましたが、

水槽の大きさの目安はカメの甲長の3〜4倍は必要とされています。

水槽の深さの目安は最低でもカメの甲長の2倍以上はあると安心です。

(水槽の深さがないとカメは想像以上に余裕で脱走します。笑)

我が家の例:甲長の縦幅15cm・横幅10cm に対して

      水槽の横幅60cm・奥行30cm・高さ36cm

↓実際の広さはこんな感じです

クサガメ水槽大きさ広さ 画像 亀I

主な水槽の種類と選ぶ時の基準

ガラス水槽アクリル水槽プラスチック水槽(プラケース)衣装ケース、この4種類が一般的です。

寿命の長いクサガメを飼育して行く際に考慮しておきたいのは、水槽の耐久性です。

また飼育と同時に鑑賞を目的とする場合には耐久性だけでなく、傷がつきにくく、表面の劣化がしにくいタイプの水槽を選びましょう。

まずは水槽の設置場所と目的を考える。

水槽を選ぶ前に考えておきたいのが、

・どこに水槽を置きたいのか(屋内or屋外か)
・飼育だけでなく観賞も楽しみたいのか
・管理のしやすさを優先するのか

この辺りをはっきりさせておくと水槽選びがだいぶ見えてくると思います。
みなさんそれぞれ、目的や生活環境は違うのでそれに合わせて水槽を選ぶようにしましょう。

水槽の大きさはどれくらいが最適?〜ライフスタイルに合わせた水槽選び〜

基本的には「できる限り大きい水槽を選んであげるのがベスト」です。

当然ですが、広い水槽で飼ってあげた方がカメものびのびと暮らすことができます。(人間もせまい部屋で暮らすより、適度に広い部屋で暮らす方がストレスは少ないですよね)

しかし、大きい水槽を設置することは誰もができることではないと思います。

この項目では、水槽を置くスペースに制限がある場合の水槽選びについて書いていきます。(スペースがあまりなくても飼いたい!ってひともいると思うので。)

そのような場合、Yama個人の意見では、カメのサイズに合わせて水槽を選ぶのが現実的にベストだと思います。

「クサガメの成長に合わせて水槽を少しずつ大きくする」ということです。

(え、いちいち成長するたびに水槽を買い換えるの?)と思うかもしれませんが、しょっちゅう水槽を替えろというわけではありません。

実際、我が家では3回の買い換えで大きくしていきました。

30cm水槽(奥行き18高さ22.5cm・容量12L)【1年目】

36cm水槽(奥行き22cm高さ26.5cm・容量18L)【2〜4年目】

60cm水槽(奥行き30cm高さ36cm・容量56L)【5年目以降】←今もここ
(正直場所があれば最初から60cm水槽で飼っていたと思います。泣)

なぜこのようなステップを我が家では行ったかというと、、、

飼育し始めの当時は他に熱帯魚や水草の水槽などもあり、クサガメ飼育の大きい水槽を置くスペースがありませんでした。

とんちゃんも買ってきた時は500円玉くらいのちびっこだったので、とりあえず家に余っていた30cm水槽を使うことにしました。

2年目に入る頃までにすくすく育ち36cm水槽にお引越し。
(ここまでの成長が思ったより早かったので1年で水槽チェンジ)

5年目くらいで、甲長も15cmくらいになったので60cm水槽にお引越し。
(この頃、引越しをしたので部屋のスペースに余裕ができたため)

と、このように段階を踏んできました。

↓今はこんな感じ

クサガメの甲長縦15cm・横10cmに対して水槽幅60cm、奥行30cm、高さ36cm(水槽の広さは甲長の4倍、深さは甲長の2倍以上の条件を満たしています。)

*水槽の深さに関してですが写真で見てもわかるように、水量を確保しつつ甲羅干しのための陸を作るにはある程度の高さが必要とされます。

レイアウトした後のことを考えずに深さが無い水槽を選んでしまうと、脱走の原因になります。

↓脱走寸前のとんちゃんを激写(10年前)

クサガメ 画像 脱走 水槽

カメの成長に合わせて水槽を替えるメリットとデメリット

・メリット
水槽を置くスペースに無駄ができない(省スペース)
小さい水槽の時は水換えが楽にできる(管理がしやすい)

・デメリット
買い換えのたびにお金がかかる。
水槽が小さい時はこまめな水換えが必要になる。

といったところでしょうか。

クサガメ飼育にはガラス水槽・アクリル水槽・プラケース・衣装ケースどれを選べばいいの?

この項目では各水槽の種類の特性とメリット・デメリットについて詳しく書いていきます。

ガラス水槽、アクリル水槽、プラスチック水槽、衣装ケース、「どれを使えばいいの?」「どれが自分には合ってるの?」という方は参考にしてみてください。

ガラス水槽のメリットとデメリット

我が家のとんちゃんも60cmのガラス水槽で飼育しています。

室内に水槽を設置していて、動きを鑑賞したり、カメの状態を観察しながら飼育できるので個人的にはオススメです。

↓一般的なガラス水槽

ペットショップだけでなく、量販店やホームセンターでも手に入ります。

メリット(傷がつきにくい・透明度が高く鑑賞向き)

・4種類の水槽のなかで透明度が一番ある。
・水槽のなかをどこからもよく見えるので鑑賞に向いている。
・傷がつきにくく、汚れがついても落としやすいので衛生的。
・長期間使っても透明度の低下がなく、黄ばんだり、変形などがかなり少ない。
・水槽周りの器具の設置が基本的にしやすい。
後々、フィルターやライト、ヒーター、扇風機などの水槽用アイテムを導入するときに設置が楽です。)
・屋内、屋外どちらも置ける。

デメリット(割れる恐れがある・重い)

・ガラスなので衝撃で割れることがあるため、他の水槽より慎重に扱う必要がある。
・大きいカメが暴れると割れる恐れがある。
・水槽自体の重量が4種の中で一番重い。(同サイズ比)

鑑賞や管理のしやすさ、経年変化の耐久性は4種類のなかで一番強いです。

しかし、割れたときのリスクを考えると、小さいお子様がいたり、お子様と一緒に水槽の管理をしていきたい、犬猫さんを家で飼っているという場合は注意が必要です。

アクリル水槽のメリットとデメリット

基本的にガラス水槽と機能や鑑賞的な意味では大きな差はないですが、大きな違いは傷がつきやすい点です。

他にも違うところがいくつかあるので紹介します。

プラスチック水槽の一部なのですが、アクリルはプラスチックの中でも特に透明度が高く頑丈なので今回は区別して紹介していきます。

メリット(透明度・強度が高い・割れにくい)

ガラス水槽と同じく高い透明度がある。
・水槽のなかをどこからでもよく見えるので鑑賞に向いている。
・汚れも落としやすいので衛生的。
・黄ばんだり、変形などが少ない。(ガラスよりは変化がある)
・水槽周りの器具の設置が基本的にしやすい。
(ここまではガラス水槽とほとんど同じ性能です)

・ガラス水槽より、衝撃に強く割れにくく、重量が軽い。
・ガラス水槽より軽い分、移動や掃除のとき動かすのが楽。
・カメが暴れても割れる恐れが少ない。
・割れてもガラスのように粉々になったりがあまりないので安全面は大きい。
・小さなお子様などがいる場合はオススメしやすい。

デメリット(カメの飼育ではすぐに傷がつく・高価・サイズ展開が大型のものがほとんど)

・ガラス水槽に比べ傷がつきやすい。
・カメの硬い甲羅が日々ぶつかったり、爪で引っ掻いたりするためすぐに傷がつく。
・レイアウトでおいたレンガや砂利でも傷がつく恐れもあります。
・長年使っていると黄ばみが曇りがでることがある。
・無理に汚れを取ろうと力を入れてしまうと傷がつくことがある。
・アクリル水槽用の掃除器具を使う必要がある。
・置く場所や、置き方に温度によっては変形が出ることがある。
・90〜120cm以下だとガラス水槽より価格が高い。
・90cm以下はあまり売っていない
・ガラス水槽より屋外だと劣化が出やすい。
・水槽が曇ってくると水の汚れがわかりにくくなってしまう(←これ結構大事です)

ガラス水槽に比べ経年変化で劣化などはするものの、壊れづらいので安全性の面ではかなり安心だと思います。
傷つくことなどがそこまで気にならない方にはいいかもしれません

この記事を書くにあたって、とんちゃんを買ったお店のスタッフさんに
「カメをアクリル水槽で飼うのはどう思います?」と聞いてみたところ
「すぐ傷だらけになるからカメを飼うのはオススメしないかな〜」とのことでした。

プラスチック水槽(プラケース)のメリットとデメリット

ここでいうプラスチック水槽とはプラケース(プラスチックケース)のことを指して紹介していきます。

プラケースの代表的なのが、透明なプラスチックの虫かごです。

アクリル水槽とは耐久性や透明度の面で全体的に劣るところがあります。

メリット(安価・軽い)

・ペットショップ以外の量販店でも売ってることが多いのでどこでも買える。
・値段が安い。
・重量が軽い。

デメリット(劣化が早い・傷がつきやすい)

・アクリルに比べて傷がつきやすくて、耐久性が低い。
・屋外に置いておくと劣化が早く変色やひび割れがしやすくなる。
・透明度が下がるのが早い。
・40cmを超える大きさの製品があまりない。
・屋外に置くと劣化が特に早い。
・大きいサイズがあまり無い。(45cm以上がない)

劣化の様子を新品と1〜2年使ったもので比較しました。

↓新品 しっかり透明度があります

↓使用して1〜2年 透明度が落ちて曇りが出てきています

安価なところや、どこにでも売っているので購入のしやすさはあるのですが劣化が早いことなどから鑑賞目的で長期で使うことはあまりオススメできないです。

衣装ケースのメリットとデメリット

ネット上でみていても、自分の周りでもよく見るのがこの衣装ケースでの飼育です。
意外とこの飼い方、メジャーなんです。

まず理由は丈夫で、ある程度の大きさも確保できて、安価だからです。
屋外に置いて飼育している方が多い印象です。

↓よくある衣装ケース

メリット(丈夫で・安価・どこでも買える)

・量販店やホームセンターなどで入手が容易で安い。
・サイズも色々あって、大きいものが多い。
・同じ容量の場合ガラス水槽やアクリル水槽より、価格がはるかに安い。
・丈夫にできているので破損の心配が少ない。
・掃除の時も多少雑に扱っても壊れない。
・カメが暴れても割れないので安心。
・重量が軽い。

デメリット(鑑賞には不向き・傷がつきやすい)

・鑑賞用に作られているものではないので、透明度が低い。
・鑑賞する時は上から覗くスタイルになりがち。
・部屋に置くときは少々不恰好に見える。
・傷がつきやすい。
・使って行くとプラケース同様に曇ってくる

衣装ケース人気の理由はやはり・・・

とにかく丈夫で安価、容量もあることから大きいカメさんの飼育まで余裕でこなせる衣装ケースが人気なのは納得です。

しかし、お部屋で鑑賞したりするには少し難があります。

部屋での鑑賞目的ではない場合はあまり傷がつくことにも気にする必要はなく、扱いを慎重にする必要もあまりないので、水換え時のストレスが少ないのも大きいと思います。

気楽さが抜群なのは衣装ケースの飼育の強みです。

カメ飼育水槽の選び方まとめ

・水槽の大きさ、深さ
大きさは甲長の3〜4倍、深さは2倍以上が理想。

・ガラス水槽
◎劣化しづらく耐久性がある。鑑賞がしやすい。飼育器具の設置がしやすい。
×割れると危険!大きなカメを買う場合は甲羅で割ってしまうことがある。

・アクリル水槽
◎衝撃に強く割れにくいので安全、大きなカメが暴れても割れにくい、軽い、飼育器具の設置がしやすい。
×傷がつきやすい、カメは特に水槽を傷だらけにしてしまう。値段が高い。

・プラスチック水槽(プラケース)
◎安価、入手が簡単、扱いが楽。
×劣化がはやい、大きなサイズがない。

・衣装ケース

◎安価、入手が簡単、扱いが楽、大きなサイズがたくさんある、丈夫。
×鑑賞には不向き、丈夫だが表面から劣化しやすい、傷がつきやすい。

 

ニーズ別オススメ水槽まとめ

・室内で飼育するので観賞もしっかりしたい!
→ガラス水槽

・室内で飼育するけど、観賞はそんなに興味がない!
→衣装ケース

・屋外で飼育したい!
→衣装ケース

・安全性を重視したい!
→アクリル水槽、衣装ケース、プラスチック水槽(プラケース)

・日々水換えするので何より管理を楽にしたい!
→衣装ケース、プラスチック水槽(プラケース)

・まずは安価のもので飼育したい!
→衣装ケース、プラスチック水槽

といった感じがオススメです。

 

クサガメ飼育の水槽選びについて最後に

いががだったでしょうか?
この記事で書いた項目を参考に、水槽選びのヒントになれば幸いです。

平均寿命が20年以上といわれるクサガメの飼育生活は長くなります。

その間で、飼育者自身の生活環境やお部屋事情も変化していくと思います。
その変化に合わせて水槽のサイズや種類を変更したり、設置場所を変えてていく方法もあるということです。

最初から無理して用意してしまうと後々飼育が嫌になってしまったりして、せっかく飼い始めたカメさん自体を邪魔に感じたり嫌いになってしまうなんてことがないように、今の自分の生活スタイルにうまく合わせて行くようにすることがオススメです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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