カメ飼育 ヒーター使用期間はいつからいつまで?

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カメ飼育のヒーター使用はいつからいつまで?夏は必要?お答えします!

こんにちは!クサガメ飼育歴15年のYamaです!

クサガメなどの半水棲カメの飼育に、寒さ対策としてヒーターを使っている人は多いと思います。

しかし、使い初めと終わりのタイミングって結構曖昧だったりしませんか?

 

この記事では、カメ飼育のヒーターはいつからいつまで使えばいいのか・夏は必要なのかという疑問について解説していきます。

【この記事はクサガメに限らずミドリガメやイシガメ、ゼニガメなどの半水棲カメにも共通するものなので参考にしてみてください◎】

 

もくじ

まずは飼育温度の目安を知る(適温は25〜30℃)

カメ ヒーター 温度

クサガメをはじめ半水棲カメの活性は25〜30℃の間が一番活性が高くなります

ですのでヒーターを使うときは25℃前後の水温で飼育している方が多いです。

 

また20℃以上あれば餌は十分食べてくれるので、20〜30℃の間でヒーターの温度を設定し水温が維持されていれば心配はいらないでしょう。

必ずしも25℃に設定する必要はないので、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。

 

水温計は設置しておくことをお勧めします◎

↓我が家も使っている水温計

 

カメ飼育のヒーター使用はいつからいつまで?

25℃を目安にした場合、ヒーターを使う期間は、夏が終わり涼しくなってくる9月後半から気温が暖かくなり安定してくる5月半ばくらいまでが大きな目安です。

(おおよそ平均気温が25℃を下回っている期間にヒーターを使う感じ)

※涼しくなってきたなと思ったら早めにヒーターを使い始めましょう。

 

逆に、初夏から秋口までの暖かい期間(5月半ば〜9月後半まで)はヒーターは必要ありません

(おおよそ平均気温が25℃を上回る期間はヒーターはいらない)

※梅雨時期は寒い日もあるので、心配な場合は梅雨明けくらいまでヒーターを使っていいてもいいと思います。

 

季節の変わり目は急激に温度が上下したりするので、飼育環境の水温と気温をこまめにチェックしたり、天気予報を見て最低気温を把握しておけば安心です◎

 

カメの様子から判断することも大切

ヒーターを使い始めるタイミングを知るために他に大事なのが、カメの餌食いの様子や動きをちゃんとチェックしておくことです。

目安の温度や時期ばかりに頼らずカメの状態を見て判断できるようになるとより良いと思います◎

 

涼しくなってきて、餌食いが少し悪くなり餌を残すようになったり、少し動きが鈍くなってきたらヒーターを使い始めるタイミングです。

カメ ヒーター いつからいつまで?

 

夏にヒーターは必要?→不要です!

先ほども書きましたが、夏は基本的に使う必要はありません。(夏でも気温が20℃を以下の寒い地域は除く)

日本の場合大抵の地域は、夏に何もしなくても水温は25℃を普通に越えるのでヒーターを使う必要はないので、取り外してしまいましょう。

カメ ヒーター いつからいつまで?

 

具体的な使用期間の例

今回は水中ヒーターの設定温度が25度の場合を例にして解説していきます。(一般的なカメ用オートヒーターの設定温度は25℃くらいなので)

 

使用期間の例

・使い始めるタイミング

夏の終わりから秋口にかけて、水温が25℃を下回るような日が出てきたら使い始める。

・使い終わりのタイミング

春から初夏にかけて、安定して水温が25℃を超えるようになったらヒーターを外す。

 

Yama家のヒーター導入のタイミング

我が家では冬のヒーターの設定温度はだいたい20℃なので、水温が20度を下回る前にヒーターを使い始めるようにしています。(大体10月初旬)

春になり、気温が安定して20℃を超えるようになったらヒーターの使用を終了しています。(5月初旬)

 

あとは、カメの様子(餌食いや動き)を見て「活性が少し落ちてきたな」と感じたら使い初める合図としています。

 

一年中ヒーターの電源を点けたままの設置は避ける

ここまで読んでお気づきかと思いますが、カメにヒーターを使う期間って結構長く年間の2/3程になります。

 

ヒーター自体、設定温度を越えればサーモスタッドやセンサーが働いて自動的に加温が止まります。

「それならば夏の時期もヒーターを水槽内に設置したまま電源を点けっぱなしでもいいんじゃない?わざわざヒーターを取り外す意味あるの?」と疑問をもつ人もいるでしょう。

 

しかし年中ヒーター付けっぱなしは、個人的にはあまりオススメしません。

 

なぜなら万が一の故障で誤作動を起こし加温が始まってしまったり、カメがぶつかったりして壊してしまうことも考えられるからです。

絶対にヒーターが必要ないと言える時期にわざわざ電源入れたままのヒーターを設置しておくのはリスクしかありません。

 

また必要のないシーズンは壊れたことに気がつきにくく、いざ使いたいときに作動しない…!なんてケースもあります。

ヒーターは大抵音もなく壊れます。(実はこの経験があります…汗)

 

年中電源を点けっぱなしだと機器に多少の負荷がかかります。必要のないシーズンには休ませてあげましょう。

カメ ヒーター いつからいつまで?

 

読者の方へ最後に

住んでいる地域や環境などにより、ヒーターを導入する時期や期間は個人によって変化するものです。

今回の記事で載せている時期や期間・設定温度はあくまで目安ですので、最終判断は飼育者様本人で判断して実践してください。

当ブログは一切責任は持てませんのでよろしくお願い致します。

 

ヒーターに関連する記事はこちら

他にもヒーターや水温維持に関する記事があります!どうぞご覧ください◎

もっと詳しく

 

亀にヒーターを使用する期間まとめ

・ヒーターを使うの期間の目安

夏終わりの9月~暖かい気温が安定する5月半ば。(25℃くらいが目安)
またカメの餌食いや動きからも判断する


・夏場のヒーターは必要ない

水温が25度を安定して超えるようになったら、ヒーターは使わない。


・ヒーターを使わない期間は水槽から取り外す

故障での事故やリスクを減らすため、使わない期間は水槽から取り外す。

ヒーターの使う時期をしっかりわかるようになれば、飼育しているカメさんも一年を通して快適に過ごすことができます◎

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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