カメの飼育器具の電気代はいくらかかる?クサガメ

クサガメの飼育器具

カメの飼育器具にかかる電気代を解説|ヒーター・紫外線ライト・バスキングライト・濾過器・エアポンプで検証!

クサガメ飼育歴15年のYamaです!

最近ふと「カメの飼育にかかっている電気代ってどれくらいだろう?」いう疑問が湧いたので調べてみることに。(意外と今までずっと把握していなかった…汗)

意外と簡単に調べられたので記事としてシェアしていきたいと思います。

 

この記事では、クサガメなど半水棲カメの飼育で器具(濾過器・ヒーター・紫外線ライト・バスキングライトなど)の電気代がどれくらいかかるのか、我が家の例を挙げながら解説していきます。

【この記事はクサガメに限らずミドリガメやイシガメ、ゼニガメなどの半水棲カメにも共通するものなので参考にしてみてください◎】

 

電気代を調べるためのオススメのページ

今回、電気代を調べるために使ったページです→エネチェンジ

 

ページの中央付近にスクロールするとこのような計算機が出てきます↓

カメ飼育の電気代について クサガメ

あとは使っている器具のワット数と1日の使用時間を入力し「電気代を計算」ボタンを押せば自動で計算してくれます◎(本当に便利!)

今回はこのページで計算した数値を参考にしていきます。

 

実際に我が家の器具の電気代を計ってみた結果:月20円から1500円を超えるものも

早速、我が家が使っている器具などで電気代を計算してみることにしました。

押さえるべきポイントは、器具の「ワット数」と「1日の使用時間」です。

 

今回、我が家で検証する器具は濾過器(フィルター)・ヒーター・冷却ファン・紫外線ライト・エアポンプの5点です◎
(バスキングライトは現在使っていないので別枠で紹介)

 

月の電気代が安いもので20円、高いもので1500円ほどする器具まであり結構ばらつきが出ました

せっかくなので、電気代かかってる器具ランキングで紹介していきます!笑
(電気代安い順から発表です)

 

5位:エアポンプ(水作 水心S)

カメ飼育 エアポンプ 水作 水心

消費電力 2.5w

1日の使用時間 10時間

1日の電気代 0.68 / 1ヶ月の電気代 20.4

消費電力がそもそもかなり少ないので、毎日10時間使っても電気代は1ヶ月で20円と高コスパ。

 

↓小さい水槽用(エアの量は調節できない。すごく静か)

↓大きい水槽用(エアの量を調節できる。パワーある分少し音は大きくなる)

 

4位:冷却ファン(EVERES ツイン冷却ファン)

カメ水槽用の扇風機 EVERESツイン冷却ファン

消費電力 8w

1日の使用時間 8時間

1日の電気代 1.73 / 1ヶ月の電気代 51.9

消費電力は少なく、1日の稼働時間も日中の暑い時間メインのため電気代は結構お安め。

 

 

3位:紫外線ライト( GEX エキゾテラ レプタイルUVB100 13w)

クサガメ飼育 紫外線ランプ 亀

消費電力 13w

1日の使用時間 10時間

1日の電気代 3.51 / 1ヶ月の電気代 105.3

消費電力は高めですが、1日の稼働時間は10時間程度なのでこの金額といったところでしょうか。

 

 

2位:濾過器(エーハイム500)

クサガメ飼育 濾過器(フィルター) エーハイム500

消費電力 8w

1日の使用時間 24時間

1日の電気代 5.18 / 1ヶ月の電気代 155.4

濾過器に関してはやはり24時間常に使っているため、消費電力は少なくても電気代がかかってきてしまいますね。

 

↓東日本用(50Hz)

 

↓西日本用(60Hz)

 

1位:ヒーター(ニッソー ICオートヒーター200)

水温センサー一体型のヒーター

消費電力 200w(最大で)

1日の使用時間 12時間(仮)

1日の電気代 64.80 / 1ヶ月の電気代 1944.0

 

そう、ヒーターが一番電気代かかるんです!

20リットルの水に対して、我が家では200wのものを使っていますが実際は20リットルくらいの水量なら50wあれば十分です◎

ちなみに同じ条件で50wのヒーターを使った場合だと、1ヶ月 486.0円になります。(わざわざ200wのヒーターを使っている理由は次の項目で説明します)

 

また稼働時間に関してはサーモスタッド付きのものなので、実際に1日に加温のために動いている時間が正確に判断できないため、おおよそで12時間とさせていただきました。

 

ヒーターのワット数について:何が違う?大きいのと小さいの実際どっちがお得?

ヒーターのワット数の違いで、水を温められる速度が変わります。

ワット数が大きいものの方が速く水を温めることができ、小さいものほど水を温めるのが遅くなります。

そのため、同じ水量・同じ設定温度でヒーターを使用した場合、ワット数が大きいものほど短時間で水を温めるため稼働時間が短く、小さいものは長時間かけて温めるため稼働時間が長くなります

相対的に見ると、かかる電気代はワット数に大きくは左右されないと言えます。

ワット数と使用時間は反比例するイメージですね。

 

我が家が20リットルの水に対して200wのヒーターを使う理由

とりあえずワット数の高いものを使用した方が、加温は早いので効率的だとも言えるので200wのヒーターを使っています。(はじめは貰い物だったと言う理由もありますが笑)

今まで20w〜200wまで様々なヒーターを使ってきましたが、今までと同じ条件で使った場合200wを使い始めても電気代が大きく変わったこともありませんでした。



また、冬場に水換えをした時に素早く水温をあげてくれるのもポイントです◎

お店の店員さんにも意見を聞いてみたところ「ワット数が大きいものを買ってしまえば、大きい水槽にも小さい水槽にも使えるから便利」とのことでした。

 

バスキングライト(GEX エキゾテラ サングロー バスキングスポットランプ 50W)

消費電力 50w

1日の使用時間 6時間

1日の電気代 8.10 / 1ヶ月の電気代 243.0

ランキングに入れるなら2位。ヒーターに次いで電気代が高いです。使い方によってはもっと電気代がかかってくる可能性もあり。

 

バスキングライトは、寒い地方にお住まいの方は必要かと思います。

 

カメ飼育で1カ月にかかる電気代は?:約300〜1500円

カメ水槽 扇風機設置例 クサガメ

先ほどの項目で計算した器具の電気代を元に1ヶ月トータルいくらかかるのかも計算してみました。(一応我が家の場合を参考にですが)

まずは1年中使っている器具3点を基本に見て行きましょう。

 

・濾過器・紫外線ランプ・エアポンプの3点のみを使った場合(基本の3点セット)

155.4円+105.3円+20.40円= 281.1円/月

基本の3点は年間通して使用しているため必ずかかる電気代となります。

 

・基本の3点セット+ヒーター200wを使用した場合(冬場)

281.1円+1944.0円=  2225.1円/月

(もしヒーター50wを使用した場合だと、767.1円/月

 

さらにバスキングライト50wを使った場合は、

281.1円+1944.0円+243.0円= 2494.1円/月

(ヒーター50wを使用している場合だと、1291.2円/月

ヒーターは電源を入れていても24時間フル稼働する訳ではないので実際はもっと電気代はやすくなります。

 

・基本の3点セット+冷却ファン使用した場合(夏場)

281.1円+51.9円=  333.0円/月

 

このように見比べてみると、季節によって使う器具が変わると電気代も変化していきます。特に冬場は電気代がどうしても高くなりがちです。

我が家のようにヒーターの消費電力をあまり考えないで使ってしまうと高くついてしまうので、水量に見合ったものを選んで使うことをオススメします。汗

 

亀の飼育器具の電気代まとめ

カメの飼育にかかる1ヶ月の電気代

・エアポンプ 約20

・冷却ファン 約52

・紫外線ライト 約105

・濾過器 約155

・ヒーター 約5002000円(ワット数によりかなり違いが出る)

・バスキングライト 約243円(使用時間、ワット数により違いが出る)

 

通常時の1カ月の電気代

281

 

ヒーターを使う冬場

2225円(200wを使用時)

767円(50wを使用時)

さらにバスキングライトを使うと+約243円

 

冷却ファンを使う夏場
333

今回は我が家が実際に使っている器具を例に解説していきました。あくまでYama家の数値です。

使う製品によっても電気代に違いが出るため、正確な電気代を知りたい場合はご自身で一度計算してみることをオススメします◎

恥ずかしながら今まで飼育に関する電気代を気にしていなかったので、少々改めようと思いました(特にヒーターは…汗)

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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