クサガメのお散歩・やり方や注意点・オススメの場所

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クサガメや半水棲カメのお散歩|時間や必要性・注意点・オススメの場所を解説

クサガメ飼育歴15年のYamaです!

カメを飼育していて、お散歩をさせたことはありますか?

カメにも散歩が必要なの?と疑問に思う方もいると思うので記事にしてみることにしました。

 

この記事では、カメのお散歩のやり方や時間・必要性・効果・注意点・オススメの場所について解説していきます◎

【この記事はクサガメに限らずミドリガメやイシガメ、ゼニガメなどの半水棲カメにも共通するものなので参考にしてみてください◎】

 

もくじ

カメのお散歩のやりかた:我が家の例

クサガメの性格や個性 意外と好奇心旺盛!?

我が家のクサガメ とんちゃんは、だいたい週2回くらい1回に最低1時間以上は水槽から出してお散歩させるようにしています。長いときだと2〜3時間程度。

 

年中するわけではなく、春〜夏・涼しくなってきた秋に出来るだけ多くお散歩させています。

逆に真夏や真冬は熱中症や風邪引くリスクがあるのでお散歩を控えています。

 

お散歩の手順としては・・・
水槽から出し、軽くタオルで甲羅を拭いて部屋に放つのみ。あとは勝手にお散歩しています。

そして最後はいつものお気に入りの場所に留まってのんびり過ごすのが日課です。笑

 

↓昔からお気に入りの棚の下でくつろぐとんちゃん

クサガメ飼育 お散歩お気に入りスポット

そもそもお散歩をはじめた理由としては「水槽内にいつも入れっぱなしなのは可哀想だし、運動不足になるかな」と思ったからです。

クサガメは半水棲カメなので完全な陸生活はをさせるには厳しいですが、数時間程度陸地を歩く分には特に支障がないようなのでやってみたのがきっかけです。

 

↓散歩風景を少し撮ってみました。

 

カメのお散歩時間の目安や頻度

先ほど我が家の例でも書きましたが、週1回1時間を目安に室内を散歩させています。長いときだと3時間くらいです。

真夏や真冬などは熱中症や風邪のリスクがあるため、気温の安定した部屋で30分程度短い時間でお散歩をさて、逆に春と秋には長時間させるようにしています。

 

カメ散歩のオススメ場所:室内

お散歩オススメの場所は室内です。

室内だと屋外に比べて天敵に襲われたり・脱走・熱中症や風邪を引くリスクがかなり減らせるというメリットがあります。

我が家ではたまにベランダに出してあげますが、その時は転落や脱走防止の囲いをし、ちゃんと見張ってられる時間がある時だけにしています。

 

カメのお散歩の効果(メリット)

カメのお散歩について色々調べてみるとちゃんと効果(メリット)があることがわかってきました。

それも踏まえてお散歩をさせながら日々観察をしてみたら、やはりと効果があるなと思った物を紹介していきます。

 

運動不足の解消

クサガメ お散歩 効果 カメ

これは言うまでもありませんが、狭い水槽内でずっと飼育しているより外を歩かせる方がずっといい運動になります。

水槽内だと水場がメインで泳ぐことばかりになってしまいがちです。どうしても陸地を歩くスペースをしっかり確保しづらいので運動不足になってしまいます。

外に出してあげることで歩かせることで、泳ぐだけでは使わない力を使うのでカメさんにとっていい運動になります。

 

肥満防止やダイエット

これは特に感じたのですが、定期的にお散歩をさせるようになってから、脂肪の量が目に見てわかるくらい減りました。ダイエット効果ありです◎

餌の量なども一緒で特に病気などもせずに過ごしていたので、痩せた原因はお散歩の効果のようです。

水中で泳ぐのとは違い、重い甲羅を背負って陸場を歩くのはなかなか体力を使うため消費カロリーも結構あるんでしょうね。

お散歩をするとお腹も空くようで餌食いも良くなります。

 

 

ストレス発散

狭い水槽内でずっと飼育してしまうとカメもストレスが溜まってしまう場合があります。

ストレスがたまるとカメが水槽内で暴れたり、変な行動をとったり、餌を食べなくなってしまったりします。

お散歩をさせてあげることで、普段より広い空間に出してのびのびさせてあげることでストレスも減るので水槽内で暴れなくなったりもします。

 

お散歩するときの注意点

クサガメの散歩 注意点 カメの散歩

カメをお散歩させるときの注意点がいくつかあるのでここで紹介していきます。

どれも些細なことかもしれませんが、不注意で事故が起きたり、最悪死んでしまう場合もあるのでしっかり注意点は覚えておきましょう。


暑い日や寒い日は散歩しない:真夏や真冬は注意!

真夏日の暑い日(気温30℃以上)に、お散歩させるのは熱中症のリスクがあるため危険です。

夏に室内で散歩する場合でも室温が高くないか注意しましょう。

 

またクーラーでキンキンに冷えた部屋で散歩させるもの避けた方が良いです。

我が家ではクーラーをつけ散歩させる場合は設定温度を27〜28℃くらいにしてます◎

 

夏場に散歩させる場合は風通しが良くて涼しい部屋でお散歩させることが一番オススメです。

夏場はカメが涼める場所を作っておくとより安心です。

水場を設置したり・保冷剤をタオルで巻いて置いたり・扇風機の風があたる場所を作ったりと工夫をしましょう。

 

また寒い日も注意が必要です。

冬場などヒーターを使わず飼育している場合はそこまで気にせず散歩させても大丈夫ですが、ヒーターなどを使い保温飼育をしている場合は注意しましょう。

暖かい水槽内から急に寒い場所に出してお散歩させてしまうとカメの体温が急に下がり消化不良を起こしてしまったり風邪を引いてしまうことがあります。

 

寒暖差注意

クサガメの散歩 注意点 カメの散歩

飼育水槽とお散歩させる環境の寒暖差には注意しましょう。

夏場で暖かい部屋に水槽を置いて飼育しているのに、クーラーでキンキンに冷えた部屋で散歩させたり、逆に冬場で保温飼育しているのに暖房のついていない寒い場所に出して散歩させることはやらないようにしましょう。

急に寒くなったりしてしまうとカメの体温が急に下がったりするため、風邪の原因や消化不良・ストレスの原因になってしまいます。

 

屋外での散歩は控える

我が家では屋外での散歩は極力控えるようにしています。

理由として、屋外でのお散歩は天敵に襲われたり、夏場だと熱中症になる恐れなど思わぬ事故があるからです。また脱走のリスクもあります。

 

以前、友人が飼っていたクサガメさんはベランダでのお散歩中にカラスに襲われて亡くなってしまいました。

他にあったケースだと、ベランダから転落して亡くなってしまったカメさんもいました。

このような事故を防ぐためにも屋外でお散歩させる場合は、常に見張っておくことが大事です。特に小さいカメさんは注意しましょう。また散歩時間は20〜30分ほどにしておくと安心です。

 

我が家もベランダでたまにとんちゃんをお散歩させますが、真夏・冬は避け、すぐ近くで見守りながらしています。(過保護かもしれませんが汗)

大きいカメさんだと日頃から屋外で飼育している方も結構多いので「絶対だめ!」というわけではありません。

ただ屋外にはリスクが多いんだよってことを頭に入れて置いていただけるといいかなと思います◎

 

お散歩は目の届く範囲でさせる

お散歩させる場合は、室内でも出来るだけ目の届く範囲でしましょう。

脱走や思わぬ事故などを避けるためです。

 

室内でも棚の隙間に入ってどこかに隠れてしまったりすることがあるので、注意する必要があります。

カメさんは隙間とかに隠れるのが好きなので目を離すと結構いなくなります。笑

 

以前、棚の下に隠れられて救出するのに苦労したことがありました。ホコリまみれで可哀想なことに…汗

 

拾い食い注意

食べ物が床に落ちていると食べてしまうことがあります。拾い食いですね。

クサガメなどの半水棲カメは、基本的に水中でしか食べ物を飲み込めないので注意が必要です。

また食べ物以外でも誤飲してしまう場合があるので、余計なものを口にしてしまわないように、散歩する前には床に食べてしまいそうなもが落ちていないかをチェックしましょう。

 

カメのお散歩は必要なのか?:できるならやってあげてください!

個人的な結論としては、お散歩はできるならやってあげて欲しいです。

毎日など頻繁にすると逆にストレスになってしまう場合もありますが、週一回などのペースでやってあげる分には、差し支えが無いようです。

カメさんが水槽でジタバタ暴れたりしているときは、運動不足が原因であったりするのでお散歩でストレス発散させてあげることもできます◎

 

クサガメのお散歩やり方まとめ

・カメのお散歩でオススメの場所

室内での散歩が安全

 

・お散歩のメリット

運動不足解消や肥満防止・ストレス発散ができる

 

・お散歩の注意点

寒暖差に気をつける(真夏や真冬は特に!)

屋外散歩は控える

目の届く範囲で散歩させて事故を防ぐ

拾い食いをしないように注意する

 

カメさんをお散歩させてあげることで運動不足解消やダイエットにもなりカメさんのストレスも軽減されるのでいいことずくしです◎

たまにはお散歩させてみるのはいかがでしょうか?また飼育の楽しみが増えると思うのでオススメです◎

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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