クサガメ飼育歴13年のYamaです!
カメを飼育していると、爪が長くなってきて気になる飼い主さんも多いかと思います。
この記事では、カメの爪が伸びて長くなってしまった時の対処法や爪切りは必要なのか、折れてしまった時について書いていきます。
【この記事はクサガメに限らずミドリガメやイシガメ、ゼニガメなどの半水棲カメにも共通するものなので参考にしてみてください◎】
もくじ
飼育下のカメは爪が長くなりやすい
基本的に飼育されているカメさんは爪が長くなりやすい傾向にあります。
自然界で暮らしているカメさんたちは、川や池で泳ぐ際や陸地の上を歩いたり登ったりしている間に石などで自然と爪が削れていきます。
しかし飼育下では多くの場合、たくさん泳いだり歩いたりが十分できなかったり、砂利などを使わずに飼育していると爪が削れるタイミングが少なくて長く伸びてしまいます。
伸びすぎた爪のリスク:爪が折れて怪我をしたり・怪我をさせてしまう
伸びすぎた爪を放置してしまうと、爪が折れてカメさんが怪我をしたり、数匹で飼育している場合他のカメさんを傷つけてしまうことがあります。
人間でも爪が長いと怪我をする場合があることと同じですね。
そのため、たまにカメさんの爪の長さをチェックすることも大切です◎
カメの爪切りは基本的に不要
爪の伸び具合にもよりますが、半水棲亀の場合は基本的にカメの爪切りは不要です。
我が家ではクサガメを15年以上飼育していますが、今まで爪切りを一度もしたことがありません。
というのも、水槽内に陸場として置いてあるレンガに登り降りしたり、散歩させてる間に自然と削れているからです。
見てわかるように、そこまで長く伸びていないです。
今まで切ったり削ったりはしていないので、基本的には切らなくて大丈夫と言えます。
爪切りをするとカメが怪我をする場合もあるので注意
カメさんの爪の長さがどうしても気になってしまう場合は、爪を切ってあげても問題はないのですが、あまりおすすめはしません
爪切りを切り過ぎると、カメが怪我する恐れがあるため注意が必要です。
カメの爪の根元近くには血管が通っているため、切りすぎてしまうと出血させてしまうリスクもあります。切る場合は慎重に行いましょう
今の長さが問題ないかどうしても気になる場合は、一度獣医さんに聞き確認してから対処するのも手です◎
カメの爪が伸びてしまった時の対処と予防策
カメさんの爪が伸びてしまった時の対処について解説していきます。
伸びすぎないようにするための予防策も一緒に紹介していきます◎
まずは水槽のレイアウトを見直す:おすすめ!
水槽内に砂利を入れてあげたり、水槽底面にザラついたタイルを敷いたり、石やレンガなど硬いもので作った陸場の面積増やしてあげることをまずはおすすめします。
そうすることで、飼育している間に自然と爪が削れるため手間がかかりません◎
ちなみに我が家の水槽は陸場をレンガにしているだけですが、十分効果があるようです。
↓使用中のレンガ
定期的にお散歩をさせる:おすすめ!
室内外問わずお散歩させることもオススメの方法です。
定期的に(週1回1時間など)お散歩させてあげるだけでも結構違います。
ちなみにお散歩は運動不足の解消やダイエットにも効果的なので色々とメリットがあります◎
爪ヤスリで削ってあげる:どうしても気になる場合
長さが気になる場合は、爪ヤスリを使って少し削って削ってあげる方法もあります。
しかし長い爪を削っている途中で折れてしまったりしないように注意が必要です。
爪切りで切ってあげる:非推奨
犬猫用の爪切りや赤ちゃん用の小さい爪切りで切ってあげることもできます。
先ほども書きましたが、切りすぎてしまって怪我をさせてしまう場合もあるので注意が必要です。
カメの爪が折れて出血してる時の対処
カメの爪が根元から折れて出血してしまっている場合は、一度水槽から出して清潔なガーゼや脱脂綿をあてて止血してあげましょう。
カメを触る前に、自分の手もしっかり洗って綺麗な状態にしておくと良いです。
止血したあとは、清潔な綿棒などを使い消毒液を塗ってあげましょう。
亀の爪が長い時の対処まとめ
・基本的にカメの爪切りは不要
・爪が伸びてしまった時の対処&予防策
まずはレイアウトを見直す。
レンガの陸場や砂利を入れて爪が削れやすい環境を整える。
定期的なお散歩も効果的。
どうしても気になる時は、ヤスリで削る程度にする。(折れないように慎重に!)
カメさんの爪もたまには見て状態を確認してあげましょう◎
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!