クサガメの飼育器具 クサガメの飼育方法

クサガメ飼育水槽の陸場をリフォームしてみた!60cm水槽のおすすめレイアウト

こんにちは!

クサガメ飼育歴17年目のYamaです!

 

最近、我が家のクサガメとんちゃんの飼育水槽の陸場をリフォームしたのでその過程を紹介していきます!

100均やホームセンターで簡単に手に入るものを使っており安価で簡単にできるため、クサガメなどの飼育水槽の陸場作りについて悩んでいる方などの参考になればと思います◎

 

特に60cmのレギュラー水槽でクサガメ等を飼育している方には非常に参考になるはずです!

 

【この記事はクサガメに限らずミドリガメやイシガメ、ゼニガメなどの半水棲カメにも共通するものなので参考にしてみてください◎】

 

もくじ

陸場リフォームのきっかけ

クサガメ飼育 水槽 画像 甲羅干し 陸場

とんちゃんを飼育して16年近く、ずっと陸場はレンガを2個重ねただけのものでした。

とんちゃんが、ある程度大きくなってきた頃から「陸場を広げてあげなくちゃなぁ・・・」とは思っていたものの、いいアイデアが浮かばず年数が過ぎてしまいました・・・汗

 

ちなみに過去何度かリフォームを試みましたがうまく折り合いがつかず・・・

というのも我が家は60cmのレギュラー水槽でクサガメを飼育しているため、広さ・体積的な制限があります。

 

単純にレンガを多く入れて陸場を広くするということも当然考えましたが、そうすると水場の体積が減ってしまい泳ぐスペースが狭くなってしまいます。当然水量も減るので水質の維持も難しくなるためNGと判断。

 

水場縮小問題を改善するために「水位を上げて陸場も広くすればいいのか!」とも考えましたが、今度は陸場の高さが出てしまうと脱走につながりかねないためNG。

 

↓昔脱走を試みているところを激写されたとんちゃんw

クサガメ飼育 脱走 画像 カメ

 

なので、

・陸場の高さはできる限りそのままを維持し尚且つ広い陸場を確保する

・水場も広く保つ

という両方の課題をクリアする必要がありました。

 

そう、、、なかなか難しいんですこの課題・・・汗

 

カメって意外と力持ちなので、華奢な設備だとすぐに動かしたりしてレイアウトを崩してしまいます。なので陸場に使うものも頑丈さや重さが必要・・・なおかつ水中に設置するので使う素材も限られるわけです。

ここに気を配らないと、レイアウトが崩れた時にカメさんが怪我したりの可能性もあるため結構重要な項目。

 

そして、とんちゃんの隠れ家(シェルター)も作って作ってあげたいと考えていた自分は完全にお手上げ状態でした。

 

しかしそんなある日、、、ダイソーでストーンプレートを発見した時に「これがあればすべてを解決できる!」と閃きました!!笑

そこで早速リフォームを試みたらいい感じにできたので、今回紹介するに至りました◎

 

陸場を広くし、尚且つ水場のスペースの維持、そして隠れ家となるシェルターまでができてしまう理想のリフォームが完成したのです!!大袈裟・・・笑

 

リフォームのBefore & After

では最初に今回のリフォームの前後を見ていきましょう!

どれくらい改善されたか一目瞭然です!

 

↓リフォーム前(Before)

水場は広いけど、陸場は狭く隠れ家(シェルター)もない・・・

 

 

↓リフォーム後(After)

リフォーム後は、陸地も広々して尚且つプレート下に空間ができたのでシェルター(隠れ家)の役割を果たしてくれます◎

そして水場の水量もばっちり確保ォォォ!!◎

ちょっとロフトつき物件感ありますね・・・笑

 

ストーンプレートのおかげでしょうか、、、心なしか男のモダンなお部屋風になった気がします。笑

 

隠れ家ができたので、よくこの中で過ごすことが多くなりました◎

我ながらこの60cm水槽に対してパーフェクトなレイアウトを思いついた物だと思っています。笑

 

 

用意するもの

では今回のリフォームで用意したものはこちら!

 

【陸場に使うもの】

・ダイソーのストーンプレート1枚

・人工芝1枚

・ハーフレンガ2個

・ミニれんが1個

合計で1000〜1500円ほどで用意できます。お手軽◎

 

【加工に使った道具】

・糸のこ(金属用の刃を用意)

・ヤスリ

こちらも2000円もあれば用意できます◎

我が家は元々持っていたので、今回は実質0円。笑

 

↓ダイソーのストーンプレート(200円)

サイズは30cm×20cmです

 

↓通常のレンガの半分の厚みのハーフレンガと足場用のミニレンガ

ミニレンガは陸場に上がるときのステップの役割です

 

陸場の作り方

作り方はとっても簡単です◎

唯一面倒な作業といえば、、、ストーンプレートを切る作業です。汗

これさえ終われば1分でできます。笑

 

では少し工程を細かく解説していきます!

 

ストーンプレートを切っていく

まずは水槽の奥行き幅に合わせてストーンプレートを切っていきます。

 

↓そのままのサイズだと若干幅が大きいため3cmほどカットすることにしました!

 

↓切る前に、切断箇所を鉛筆でマーキング

 

↓5分ほどかかりましたが、案外簡単に糸のこで切ることができました。そこまで力も要らなかったです◎

細かい石くずが出るので、切るときは新聞紙などを敷くかベランダなどの外でやった方がいいです。

(ちょっと曲がった・・・汗)

 

↓切断面が少し鋭利だったので、ヤリスで角を軽く削ってなだらかにしてあげます。

鋭利なままだとカメさんが怪我してしまう可能性があるので、必ず削ってあげましょう◎

 

終わったら、石くずを払うために水で軽くさっと流してあげましょう!

 

↓ついでに裏面に貼ってあるクッションシールも剥がしましょう。

 

これでストーンプレートの準備は完了です!

 

人工芝をカットする

人工芝をハサミやカッターでストーンプレートと同じくらいのサイズにカットします。(ストーンプレートよりやや大きめに切ることを推奨)

 

↓カット後の人工芝

 

↓最終的にこんな感じで使います

 

人工芝を使う理由としては、少し陸場に高さを出すためです。

我が家では濾過器のエーハイムを使っているため、水位が低すぎると空気を吸い込んでしまうので少し底上げが必要でした。

不要な場合は使わなくてもいいと思います。

 

あとは水槽に陸場を作っていくだけです!

 

水槽に陸場を組む

ではいよいよ陸場を組んでいきます。1分もあればできます笑

 

↓まずはハーフレンガ2個を水槽の壁面に立てます。ついでに足場用のミニレンガも入れておきます

 

↓先ほどカットした人工芝を乗せる

 

↓カットしたストーンプレートを乗せる

はい!これで完成です◎

 

陸場広くなったね!

 

ヒーターを使うシーズンはこんな感じ

ちなみにヒーターを使うシーズンは、水槽の壁面とレンガの間に隙間を作ってヒーターを固定していました。

そして水の流れができるように横も2〜3cm隙間を開けておくと良いです。

↓こんな感じ

 

シェルターの小ネタ

このレイアウトにしたことでシェルター部分ができたのですが、より落ち着く空間になるように簡単な細工をしました。

とんちゃんは暗いところが好きなようなので、シェルター内も少しでも暗くしてより快適にしてあげようという魂胆です。

 

↓この状態のままだとシェルター内が横から丸見えで落ち着かないだろうと思ったので・・・

 

↓そこで黒の発泡ボードを用意してカット!

 

↓あとはこんな感じではめるだけ!

テープや物を置いて固定すれば出来上がり◎

 

これをやったことでよりシェルター感が増して、とんちゃんもさらに落ち着いてる模様(飼い主主観ですが笑)

 

リフォーム後の感想

この陸場にして4ヶ月くらい経ちましたが特に問題ない印象です◎

陸場も広くなり、とんちゃんも陸で過ごす時間が長くなったように感じます。

またシェルターのスペースもできたので、隠れて過ごすことも増えました。シェルターがある方はやはり落ち着くようです。

 

当初心配だった強度の問題ですが、ストーンプレートもある程度重さがありしっかりしているので、動かしてしまったりレイアウトが崩れたりというトラブルは今の所ありません◎

もう少し大きいカメさんだと危ういかもしれませんが。汗

その場合でもプレートを2枚に増やしたりして対応できるのではないかと思います◎

 

各々の飼育環境でレイアウトは変わるかと思いますが

陸場作りの参考になれば何よりです!

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

 

 

 

-クサガメの飼育器具, クサガメの飼育方法